2007年03月31日

自らふさわしい行動をおとり頂けるのでしょう

みなさんに行き渡りましたか
私の口から特に申すことはありません
みなさんが立派な日本人として
美しいくにの住人として
ふさわしい行動をおとり頂けるものと
私は確信しております

これは私から何ら強制するものではありません
飽く迄みなさんが判断することです
忠良なる日本人であるならば
当然とるべき行いは理解できるのです

周囲の熱烈なる兵士の目を気にすることはありません
みなさんの赤誠はもはや兵士と一体なのです
未来永劫と続くこの宿命の戦いにおいて
寸毫の瑕疵も許されないのであります
posted by bonta at 20:39| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月29日

麗しき未来のために

本日はお集まりいただきありがとうございます
本法律は堕落しきった我が国の思想状況を抜本的に改善する
画期的な法律といっても過言ではございません

本法律により各警察署長の指揮のもと外勤巡査により
毎月一度戸口悉皆調査を行わせしめることが定められました

戸口調査に際しては
資産 所得 勤務状況 経歴 思想 党派 癖 家族及び交友関係を必ず察知してください

なおインターネットの利用状況に関しては
A装置により容易に探知可能となりますので
訪問サイト 掲示板の書き込み等について
別紙要領により逐一ご報告ください

某国による思想攻撃により我が国は有史上未曾有の危機に
立たされております
昨今多発する青少年による犯罪はすべて
暗躍する某国の活動によって惹き起こされたことが確認されております
ありとあらゆるすべての災難は某国の謀略につながるものであります

青少年の思想の防波堤となるべく
みなさんには勤務により一層励んでいただきたいのであります
我が国の未来はみなさんの一手に懸かっておるのです
posted by bonta at 17:36| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月26日

此の砂の城よ

わたしはただただ
あなたの左手薬指に光る
女のかげをみつめていた

積み上げられた妄想が
ガラガラと音を立てて
崩れてゆく思いがするが

あなたの笑顔が
あなたのやさしさが
また此の砂の城を積みなおすのだ

あまりの衝撃に
頭蓋を叩きつけられ
谷底を転げ落ちるのだが
あたしの腕は
這い上がることを止めない

絶対忘れない
あなたが触れてくれた
あの温もりは現実なの

難解なあなたの表情を
読み解く鍵はどこにあるの
あなたはほんとうに
ほんとうにそうなの…
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2007年03月25日

イチコロニコロの手練手管―さくらん

劇中、何度もしびれた。
圧巻のロングショットに
壮大な音楽をかぶせれば、イチコロだ。
結構、単純にこの体は感応するらしい。

勿論、椎名林檎の楽曲であることが大きい。
椎名林檎は最高の才能だ。
その最高の果実を味合うことができる。

主演の土屋アンナについては、
とくにないが、
終盤、安藤政信と並び立つ、
二人の立ち姿は、とても絵になっている。
古典的な構図で安定感がありつつ、
さっぱりしていて新鮮だ。粋だ。


posted by bonta at 11:25| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月15日

私は救われようとしなかった

私は救われようとしなかった
誰の手も借りず
手の内を誰にも見せずに
生きてきた
それがあたしだ
たぶんこれでいいんだ
これがあたしの生き方だ

悲しいことに
こうなることを
予期していたのかもしれない
ひとりの朝
誰にも邪魔されない朝
いつものようにコーヒーメーカーが
作業を続けている
posted by bonta at 22:14| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

安丸良夫「『従軍慰安婦』問題と歴史家の仕事」

米国下院決議案、
そして安倍首相の発言をめぐって
慰安婦問題が話題となっている。

10年前からまったく変わらない、
深い思慮に欠く単純化された議論が
再生産されコピー&ペーストのように
増殖している状況に驚く。

10年前の論文を読んで、
安丸良夫氏の指摘の重要さを再認識した。
(安丸良夫「『従軍慰安婦』問題と歴史家の仕事」『世界』648、1998.5)

否定派の議論について、安丸氏は次のように述べている。


「『自由主義史観』派も実証主義の立場をとるが、彼らは当該問題の全体性のなかから、彼らの立場にとって都合がよさそうで論敵の弱点となりそうな『実証』領域をひとつだけ取り上げる。例えば『従軍慰安婦』問題であれば、軍による強制連行は事実だったかどうか。手練の実証史家からみて、そこに批判派の弱点がありそうだと狙いをつけることは、それほど難しいことではなかったはずである。そして、強制連行の事実はなかったらしいということになると、あとは公娼制一般に解消され、私が提示してみたようなこの問題の全体像への手がかりは失われるというか、むしろ隠蔽されるわけだ。」
「こうした『実証』は、発見的なものとは逆で、全体像を特定の『実証』的事実にすりかえ、じつはそのことによって全体像を隠蔽し抑圧しているのだ。」(146頁)



彼らには、国家の立場からする日本の弁護という題材にしか、
興味がないのだろうか。
歴史家は断罪のためにこの問題を扱っているわけではない。
近代日本の特徴を広い角度からとらえるための
題材の一つとして考えているのだ。

現在の価値観から過去を断罪しているとの批判があるが、
歴史家自身がもつ問題意識は重要であり、
必要不可欠なものである。


「歴史研究というものは、単純に事実を探求しているのではなく、ある問題意識をもってあれこれ考えていると、歴史家は珍しい史料、奇妙な事実、あまりうまく理解できないような事象などに突きあたり、そうした経験を通して歴史を考えなおしてゆくものだからである。小さな、奇妙な事実に出会うことである驚きをもち、その驚きをもって歴史的全体性を捉え直す。ランシェール流にいえば、切り拓き直すことができるのである。こうした奇妙な事実、現代人としての私たちの経験とは異質で、むしろおさまりが悪く違和感を覚えるような事実は、過去というものの固有性とそこに拠点をおいた現在の私たちの通念や通俗化した感性へのアンチテーゼであり、現在の私たちへの批判の可能性といってよいだろう。」(147頁)


このような歴史家の仕事のあり方からいっても
「証言」の持つ意味は重要となってくる。


「史料というものは、制度や事件にかかわって存在するばあいが圧倒的に多いから、例えば民衆意識とか『従軍慰安婦』の日常とかは、原則的には史料には表現されない次元に属している。換言すれば、史料には表現されない人びとの経験は、限りなく広くて深いわけだ。そこで、史料があるところで史料に即して一般的にいえそうなことを記述していくと、それはほぼ不可避的に当該時代のシステムに体現されている支配的通念をくり返すこととなり、歴史家の実践する『実証』は、対象とする時代の支配的通念と歴史家本人の通念や常識とを織り交ぜたようなものとしてまとめられることになるだろう。実証主義は『実証』を信条とするように見えて、じつは『実証』の名において実際はもっとも平板で通俗的なものの見方をその支えとしてしまうのである。したがって、実証というもののこのような性格に注目するなら、そこでは広範な人びとの経験の具体相はかえって否認される、抑圧されるということになるだろう。」

「だから人びとの経験のリアリティに即いた歴史の見方をつくりだしたいと思うなら、史料のあるところで実証するという実証主義とは、理論的にはむしろ正反対の立場をとらなければならないわけである。といっても、何らかの手掛りがなければ歴史家の手に負えないのではあるが、こうした立場に立つことではじめてその意味が見えてくる史料群も、断片的にではあれ必ず存在するのであって、元『従軍慰安婦』たちの『証言』は、その典型的な事例としていま私たちの前に提示されているのだといえよう。」(145頁)
posted by bonta at 14:41| ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 歴史学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月08日

我か家

我が家.jpg

帝国在郷軍人会本部発行。

在郷軍人の家族向けの雑誌である。


*****所蔵機関*****
1(1-10),2 <1917-1918> 東大総
1(3);30,33,82,172,211-212 <1917;1919-1934> 東大法近セ明治文庫
257 <1938> 日本近代文学館
202,265,273 <1933-1939> 愛大豊
59-62,64-82,107-142,164-169 <1922-1931> 宮城県図
*****************


第102号(1925.8)
第112号(1926.6)
第152号(1929.10)
を確認。

第102号表紙裏には、発行趣旨について次のようにある。

「日本の将来を考へると、在郷軍人の任務は誠に重い。が在郷軍人に充分その任務を尽させるには、たゞ当人だけでなく是非とも併せてその家族をも導くことが肝腎である――これが第一、然し在郷軍人の家族として必要なることは、一般の家庭に於ても亦大切な事ですから、併せて一般家庭も浮華や贅沢や虚栄に流れず、どこ迄も質素勤勉堅実な純日本式の家庭であるやうにといふのが、即ち本誌発行の趣旨であります。」


軍事に関する記事は少なく、
ほとんどが女性や子ども向けの記事である。
新聞でいう
文芸欄・家庭欄が中心。

「応募童謡」では、小学生の投稿もみられる。


成城小学校主事文学士・小原國芳「夏休をどう送るか」(第102号所収)

「夏休は、やはり、ノンビリ楽しく送らせて下さい。世界の中で日本位休暇の短い国はありますまい。休暇の短いことは決してよいことではありませぬ。(中略)それに親切は親切ですが、学校から、折角の休暇に、課題だ、試験準備だ、仕事だと、随分課せられるですが、いよ\/たまりませぬ。こんなことでは到底天才は出ますまい。
 夏休みは、ユツタリとノンビリと遊ばして欲しいです、山登り、水遊び、木登り、魚つり、旅行、写生、採集、土いぢり、動物飼育、…いろいろとさせて頂きたい。
 一体、どうも、日本人は、本をよむことだけを学問だと思つて居ていけない。土いぢり、水遊び、犬追ひ、凧あげ、石ころけり、石なげ、…いろんなことから子供は沢山の知識を遊んでる中に得るのです。」
posted by bonta at 23:23| ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 歴史学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

その優雅な世界観に

思っていたよりもロックミュージシャンで
巻舌で歌うあなたにいつも痺れています
ときどき魅せるあなたの可愛い歌声に
ドキリとさせられます

しっとりと内面から染み出てきたであろう
あなたの楽曲はとても刺激的で
その優雅な世界観に
イガイガなこころを満たされています
posted by bonta at 21:10| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月04日

The climate crisis can be solved.

「不都合な真実:An Incovenient Truth」


ゴアがなぜあれほど温暖化問題に熱心なのか
映画を観てはじめてわかった。

大学生のとき、温暖化問題に先駆的取り組んでいた研究者に
師事していたこと、

息子を失いそうになった経験から、
かけがえのないものを真剣に守らなければならないと気付いたこと、

実家が農場を所有しており
幼少期から自然に多くふれていたこと、

姉の死をめぐって
資本主義や市場原理が与える影響の大きさを実感したこと(おそらく)


いまさらもう遅いのではと
悲観的になる必要はない。
実行性のある施策をしっかり実施すれば
CO2濃度を1970年代のレベルにまで減らせるという。

エンドロールがカッコいい。

The climate crisis can be solved.

そう。








posted by bonta at 16:50| ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月03日

鎮魂ウタ

誰のせいデスカ
ヤサグレないでクダサイ
妬まないでクダサイ

あなたのプライドを粉々にコワシマス
憎悪の炎を清涼な風にカエマス
幸せ銀行の預金をフヤシマス

内面をもう一度よくながめてクダサイ
できることはもうナイノカ
手を差し伸べてくれている人がイルデハナイノカ

日々にカンシャカンシャ
朝陽にカンシャカンシャ
posted by bonta at 21:58| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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